日本の改革

日本の改革に関するブログです。あるべき改革や政策等について考えていきます。

立民支持率低下と解散風と国民・自由合流で、あわてて野党連携に乗り出す枝野幸男氏。「総理候補」は自分ではなく、橋下徹氏を立てるべきです。

今日の要点

・立民の支持率低下と、解散風と、国民民主党自由党の合流で、枝野幸男氏が、ようやく参院選衆院選での野党連携に乗り出しました。本来は、野党間の予備選をやるべきですが、水面下の選挙区調整が急速に進んでいるようです。統一名簿や旧民主再結集よりマシですが、国民にプロセスを公開すべきです。

・何より、次の衆院選での総理候補を、旧民主党以外から立てるべきです。枝野幸男氏も全くダメです。野党は、維新を含めて、橋下徹氏を次の総理候補にするべきです。

尻に火のついた枝野幸男氏、選挙に向けて野党連携へ。プロセスを国民に「見える化」すべき。

枝野幸男氏が、これまでの態度を変えて、野党連携に動き出しました。理由は三つあると思います。

第一は、立憲民主党の支持率が、一時かなり下がったことです。一番低かったのは、4月1,2日の読売・日テレの世論調査で、3%にまでなりました。

www.ntv.co.jp

立憲民主党「支持率3%」の衝撃 野党間の力関係に影響も(1/2ページ) - 産経ニュース

その後、統一地方選があったためか、他社の調査ですが、朝日の4月12、13日の調査では、また少し上がっています。3月の5%から7%に、参院選で投票したい政党では、12%から13%に上がっています。

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一方、テレ朝の4月20、21日の世論調査では、立民の支持率は10.1%で前月比0.2%マイナスです。統一地方選前半戦の道府県議会選挙で議席を大幅に伸ばし、後半戦の真っ最中の調査でも、二ケタ維持とは言え、伸び悩んでいます。

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いずれにせよ、統一地方選で支持率が単調増加、というには程遠く、支持率は心許ない状態です。ちょっと露出が減れば、3%程度と、他の野党並みに下落します。私は、立民の本当の支持率・実力はそのあたりで、野党第一党という立場でのゲタが相当あると思います。こんなことは私ごときに言われるまでもなく、代表の枝野氏は、一番当事者意識と危機意識を持っているはずです。

枝野氏が野党調整に乗り出した第二の理由は、総理の側近とされる萩生田光一氏が、ダブル選の可能性に言及したからです。テレ朝等によると、枝野氏は、「フェーズが変わった」と言っているそうです。選挙が思ったより近いと見れば君子豹変、これは民主主義国家では、必ずしも悪いことではありません。

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第三に、国民民主党自由党の合流が正式に決まったことがあります。支持率や解散風もさることながら、これが大きいのではないかと思います。枝野氏も、選挙戦術では小沢氏にはとてもかなわなくて怖い、と思っているのでしょう。

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このニュースが出た後、京都での立民と国民の選挙区調整が、意外なほどすんなりと決まりました。2人選挙区で、自民以外のもう一つの議席を、共産党に渡さない、ということなので、評価すべき結果です。去年、既に候補者を決めていた国民民主党が一方的に下したのですから、他の選挙区と何らかのバーターがあった、つまりは、全国的な選挙区調整が水面下で急速に進んでいるのでしょう。

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枝野氏は、各野党代表とこの数日間で協議を済ませました。自由党の小沢氏との会談では、小沢氏の主張する統一名簿方式を拒否。また、枝野氏は、国民・自由が合流しても、立民がそれに加わることはない、としています(上の朝日の記事)。

www.sankei.com

枝野氏が、統一名簿方式も国民民主党との合流も拒否したのは結構なことです。それでは、本当にただの野合で、国民から完全に見放されるでしょう。

一方、選挙区調整のやり方については、あまりに旧来通りの密室政治です。京都の選挙区調整については、たまたま、良い結果になったと思います。降ろされたのが前原氏の元秘書という以外は国民に知られていない人だったのに対し、立民の候補は、LGBTの支援を掲げる女性候補で、勝間和代氏のパートナーとしても知られている人です。日本社会の変化を感じさせる清新な候補で、これなら、有権者も選考結果には一応の理解は示せるでしょう。

しかし、本来は、候補者同士が公開討論するなど、国民の目に見える形の選び方をするべきでした。その方が候補者にとっても良いし、支持も広がったろうと思います。今後、少しでも「予備選」に近い形で、公開討論をするなりの工夫をしたり、少なくとも、客観的な世論調査の結果で決めて、決め方も国民に公開してほしいところです。

枝野氏がトップでは政権は作れない。維新含む全野党が、橋下徹氏を総理候補に!

仮に次の参議院選挙がダブル選にならなくても、参院選は大変重要です。よく言われることですが、参院選は政権の中間評価を表すもので、今後の政権の命運を決める場合も多いからです。

2007年の参院選は第一次安倍政権に引導をわたし、2010年の参院選民主党政権の寿命を縮め、2013年は逆に、参院選に勝ったことで安倍政権が今の長期政権の基礎を作りました。

2019年、今年の参院選は、何と言っても、自公維の3分の2割れ、ついに憲法改正発議が不可能になる見込みがある選挙です。もしそうなれば、安倍政権を安倍政権たらしめている最大の大義名分が失われます。「地球俯瞰外交」だろうが、教育無償化だろうが、他の人でも出来る話ばかりです。だから、たとえ他の政策では支持する国民が多くても、「安倍氏はなぜ総理をやっているのか」と感じる国民が増えてきて、安倍退陣が一層の現実味を持ってきます。これは、先日のブログで書いたとおりです。

産経等の参院選予測では、自公維で3分の2割れ。安倍政権での憲法改正は不可能に。政権は目的を失い、安倍退陣にも現実味。 - 日本の改革

では、次の総理候補は誰でしょうか。

メディアは、「令和おじさん」の菅義偉氏を推しています。というか、令和おじさんがメディアに推させているんでしょうか。FNNは、「安倍首相の後の総理大臣に誰がふさわしいか」についての、去年10月の世論調査では、

小泉進次郎氏 30.3%
石破茂氏 27.6%
岸田文雄氏 7.3%
河野太郎氏 5.0%
枝野幸男氏 3.8%
菅義偉氏 2.7%
野田聖子氏 2.4%
加藤勝信氏 1.3%
茂木敏充氏 0.3%
玉木雄一郎氏 0.3%

だったのに対し、4月6・7日の世論調査では、

小泉進次郎氏 25.9%
石破茂氏 20.7%
岸田文雄氏 8.4%
菅義偉氏 5.8%
枝野幸男氏 4.0%
河野太郎氏 3.4%
野田聖子氏 2.0%
加藤勝信氏 0.7%
玉木雄一郎氏 0.4%
茂木敏充氏 0.2%
その他の国会議員 12.4%

となり、「菅総理」支持率が2.7%から5.8%になった、とはやしています。まあ、野党が弱いので、自民党もこれから安心して色んな人が跡目争いを始めることでしょう。


www.fnn.jp

では、野党はどうでしょうか。

先のFNNの調査では、枝野氏だけが名前に挙がっています。野党第一党の代表である本人が、自分が総理候補だと言っているため、国民の認知度が上がっているのでしょう。しかし、立民自体の支持率は最初に挙げた通りです。これから選挙に向けて上がっては来るでしょうけれど、あくまで「安倍政権の中間評価」として野党第一党に票が集まるだけ、と見るべきです。

私は、国民民主党自由党の合流も決まったことですし、次の衆議院選挙の際には、野党全体で、日本維新の会も含めて、橋下徹氏を総理候補にすべきだと思います。もし、その動きが本格化すれば、国民の期待は一気に集まるでしょう。

"NewsBAR橋下"での、橋下・小沢・玉木会談:次の衆院選で自民打倒、橋下政権樹立。 - 日本の改革

今の野党は全くのバラバラ、かと言って、理由もなしにまた一つの党にまとまるのは単なる野合で、国民の支持は得られません。

橋下徹氏が『政権奪取論』で主張しているのは、野党同士の予備選等で、国民に見える形で、各選挙区で魅力的な候補を選ぶこと、そして、地方政治で自民党と相乗りせず、改革派が首長と地方議会をとること!地方政治について言えば、たとえば大坂維新、たとえば小池都知事都民ファーストです。これこそが、自民党と対抗できる新たな野党のあり方です。このようなビジョンを示し、実行する力を持つ橋下徹氏こそ、日本維新の会を含む野党が、一致して、総理候補に推すべき人物です。

枝野幸男氏をはじめ、野党の有力政治家の皆さんが、旧民主党の内輪の人間だけでなく、国民にこそ目を向けて、自民党に対抗できる持続力のある野党を作れるのは誰なのか、国民を底の底から燃えさせる総理候補はいったい誰なのか、私心を捨て、虚心坦懐に、真剣に考えていただけることを祈っています。