日本の改革

日本の改革に関するブログです。あるべき改革や政策等について考えていきます。

大阪都構想の実現は時間の問題。公明党を屈服させるに足る選挙結果。大坂維新の会は改革派の組織政党として定着、住民投票は何回でも出来る。

今日の要点

・大坂ダブル選で、維新が完勝しました。市議選で維新は過半数を割りましたが、公明党も最後は折れるでしょう。大阪維新の支持は盤石、住民投票さえ何度でも出来ます。大阪都構想の実現は時間の問題です。

大阪ダブル選での維新完勝。都構想実現は時間の問題。

大坂ダブル選で、維新が完勝しました。府知事選は予想通り圧勝、多少は競るかと言われた市長選も圧勝。府議選も久しぶりに過半数を回復。象徴的なところでは、自民党府議団・市議団の幹事長がそろって落選しました。

問題は、大阪市議会(市会)です。維新は過半数を割りました。しかし、83議席中40議席を獲得しました。自民党が第3党に転落した点につき、JX通信の米重氏は、2017年の都議選に似ている、としています。

 これだけの結果を出せば、市議会では、公明党も維新に協力せざるを得ないでしょう。たとえ公明党の市議団がいやがっても、党本部から締め付けが強くなるはずです。もともと、今回の選挙では、公明党の府本部は主戦論でも、党本部は全く消極的でした。朝日新聞から引用します。

一方で、公明党本部は、ダブル選敗退のダメージを回避するため、府本部とは距離を置いた。
 早々に知事選と市長選に党本部が関わらないことを決定。山口那津男代表は京都や兵庫の府県議選などの応援の移動に大阪(伊丹)空港を使ったが、大阪府議選、大阪市議選の応援に入らなかった。別の幹部はこうぼやいた。「4年前は毎週末のように大阪に入ったが、今回は苦戦している(議員選の)選挙区が多いのに一度も入れない」

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公明党本部が維新との戦いを避けたのは、官邸への忖度と、次期衆院選で維新に国会議員の議席を奪われたくないからです。維新の知事と市長が4年の任期を得たことで、任期中の総選挙は確実。ケンカは絶対に避けたいはずです。

今回の維新の勝ち方を見て、公明党本部はますます怯えたことでしょう。公明党の斎藤幹事長は、府民、市民の民意を真摯に受け止めるとして、わが党の「府本部が」推薦した候補が敗れたのは本当に残念、とコメントしています。

「府本部が勝手にやったことだから、民意を真摯に受け止めるから、お願いだから候補者立てないで下さい」モードに見えます。

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公明の市議団は選挙でふるわなかったのだから、党本部にも大きな顔はできないでしょう。「常勝関西」の大阪市議選で、公明候補が新人に4票差で敗れたことがニュースになりました。

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激戦を制したのは、東京から鞍替えした海老沢由紀氏です。新天地で、責任ある与党の一員として、是非頑張っていただきたいと思います。公明党を震え上がらせたという点で、既に素晴らしい仕事をされました。

大坂での維新への支持は、最初の頃のように、単なる「浮動票」の支持という言葉だけで表せません。企業・団体に支えられていないとう点では以前も今も同じで、浮動というか、橋下徹氏の言う「ふわっとした民意」です。しかし、大坂維新の会は、10年にわたる実績がしっかり評価され、大阪での「政権与党」として安定して圧倒的に支持されています。もう、公明党の市議だけが少数派として頑張ってみても、そうそう長く抵抗はできません。法定協は通ることが確実視されていますし、市議会でも、公明党はいずれは折れるでしょう。

松井一郎氏は、市長選に出馬するにあたって「政治家として最後の戦いになる」と明言したそうです。松井氏のことですから、任期中に都構想の住民投票を実現できない、あるいは住民投票で負けるということになったら、引退する決意かもしれません。

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では、都構想が実現しないうちに松井氏が引退したとして、それで終わりでしょうか?そうではありません。先に述べた通り、大坂維新の会は、既得権のバックアップは受けなくても、しっかりした組織として、大阪で支持されています。属人的な部分は薄れ、改革派の組織政党として支持され、運営されています。たとえ、再度の住民投票で負けても、現在の代表なり役職者なりが引退しても、組織として同様の主張を掲げるでしょう。住民投票は、都構想が可決されるまで、何回でも出来るのです。そのたびごとに具体案等は変更されるでしょうが。

では、次の住民投票で、都構想は実現するでしょうか。今回の出口調査で、都構想に賛成が6割にのぼっています。これは4年前のダブル選も同様の結果だったようです。

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出口調査はあくまで投票に来た人達が対象の調査ですが、一度否決されはしたものの、直近の2回の首長選で都構想実現を掲げて戦った候補が勝っています。最初は過激な暴論に見えていた政策も、時間とともに、穏健で合理的な改革案に見えてくるものです。次の住民投票で可決される可能性も十分ありますし、否決されても、また仕切り直せばよいことですし、回を重ねれば理解も深まり支持も増えます。

もう、大阪都構想の実現は時間の問題です。